◆パティスリー パピエ◆
◇patisserie PAPIER
◇東近江市市辺町2799
◇0748-23-2206
◇1000~1900
◇不定休
[近江プリンを味わう]
『近江プリン』を味わってみる。
容器はガラス瓶でできている。
モロゾフのプリン的な。
家のどっかに再利用されているヤツですわ。
ちなみにウチでは、ティースプーン・箸立てに再利用されています。
しっかし、近江プリンて。
なぁ、名前おっきいで、しかし。
なんていいながらフタをあけて、スプーンを突き立て、食べてみる。
もぐもぐ・・・
ヨメはんが「私は好きな味(*´∇`*)」と言う。。
僕は大好きです!!キャー!ビックリ!! (*゚ロ゚)ノミ☆(;>_<) バシバシ
うんめ。
うーまーいー。
最後に底にあったカラメルソースと一緒にいただくくと、さらに旨い。
ぼっくり昇天、まぢ他界。
牛乳と卵の味が色濃く出ていて、それでいてシツコクない。
だいたい「なんちゃらプリン」とかゆータイソウなもの食べても、僕はダメなんすよ。
なぜかといえば僕が プッチンプリンの申し子 だから。
田舎のコだった僕はプリンと言えば「プッチンプリン」。
でも、なかなか親が買ってきてくれへん。
微妙に3ケで150円ぐらいのヨーグルトとか買ってきよる。
たしかにー、プッチンプリンはヨーグルトに比べるとちょい高め。
しかも、体にいいかは未知数。
そんな飢餓感も手伝ってプッチンプリンが大好き。
そしてちょっとしたご馳走というか贅沢。
バイト8時間勤のときは、ご褒美にプッチンプリン。
バイト12時間勤のときは、ご褒美にビッグプッチンプリン。
という時期もあったり。
で、舌がプッチンプリンになれていて、ヨソの高級なプリン食べても「パサパサなんちゃうん?」とか思うんですよ。
でも、「近江プリン」はコク有り、滑らかさアリ、で本当に上手かった。
いやー素直に感動しましたよ。
[だまされたー]
僕はけっこう甘いモノ好きなんですよ。
かつて住んでいたトコロで地元のヒトにおいしいケーキ屋さんとか聞いて出かけるわけです。
現地に行ってみると、南欧風の建物で周りはお花がいっぱい。
建物の中に入るとゆったりした空間でカワイイ陳列。
おねぇさんもカワイイというかオシャレさん。
高まる期待。
あふれ出る唾液
で買って帰って家で食うと「スポンジがぱさぱさやん!」とかが何回かあった。
だまされたー。
見た目にだまされちゃあイカンよ。
とか思っていたわけです。
お菓子とかケーキは贅沢品の類なんでお店の雰囲気が重要なのはワカル!
でも商品も大事やん。
ハード(建物)もいいけどソフト(商品)やん!!
とか素人ながら思うわけやん。
僭越ですいません。
パピエさんは失礼ながらお店の前に行ったときは「だいじょぶかな・・・」と思いました。
近所の駄菓子屋さんのような店構え。
和洋菓子店です。
ムスコは勤め人になりましてん、いつまで続けれるかわかりませんけど、体が動くうちは、、、的な。
まわりは田んぼ。
でも、そこで買ったプリンは激ウマ!!!
食べる前は、『近江プリン』の名前は大きいんじゃないか?
なんて利口ぶった顔でゆーてましたが、スイマセン。
僕が間違っていました。久世シェフ。
いい意味で「だまされ」ました。
というより僕の理解が浅かったです。
[アグリカルチャーのなかのカルチャーこそ近江の素晴らしさ]
田園のなかにさりげなく、すばらしい洋菓子さんがあるー。
抽象的・一般的に言い換えれば田舎の風景なかに、素晴らしいものがある。
素晴らしい自然の風景のなかで過ごし、おいしいもの、上質なものを味わう。
これこそ近江・滋賀の素晴らしいところだ。
僕は常々、そう思っている。
今回のパピエさんの「近江プリン」をいただいていっそう、その想いを強くした次第です。
素晴らしい自然の風景のなかで過ごし、おいしいもの、上質なものを味わう。
なんて総合雑誌の中にあるリゾートホテルの広告みたいですが、普通はお金を払わないと味わえない生活が普通にできるんですよねー、滋賀って。
素晴らしい景色のところは、田舎でなかなかおいしいものがなくて
おいしいもの、上質なものを味わえるところは、都会ですばらしい自然の風景はなかなかない。
奇跡的に、そういう場所があれば希少性故に、料金が発生してしまう。
でも滋賀にいれば、普通にできちゃうんですよ。
総合雑誌の広告にあるような生活が。
高給サラリーマンが少ない休みに大枚はたいて過ごすような生活が。
しがないリーマンの僕にも。
もうけ、もうけ。
((((((〃 ̄З ̄)ノ ウヒヒヒヒ♪
ごちそうさま。