海津大崎の桜
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勤め人だから。
桜が咲く季節だから。
気忙シサとソワソワに挟まれて
春の僕はいつも不機嫌だ。
心の中のペナントレースは
「気忙シサ」と「ソワソワ」に0.5ゲーム差で
激しい首位争いを演じている。
「もぅ桜なんていいや!!でも・・・」
"伯仲"するペナントレースに
春の僕は情緒不安定になる。
気忙シサのスタートダッシュに
ブレーキがかかり始める4月末。
もう桜の季節はあらかた過ぎている。
でも僕は毎年滑り込みセーフ(しかもヘッドスライディング!!)で
花見ができている。
湖西・海津大崎の桜があるからだ。
1月ぐらいから続く忙しさを乗り切った僕を
迎えてくれる湖西の穏やかな春。
4月の気忙シサのせいだけじゃない。
海津の桜が美しすぎるからだ。
春の湖面の薄い水色と
薄いピンクのコントラストが美しい。
鄙びた漁村とも農村ともいえる集落が続く風景。
おだやか過ぎる春の湖。
桜の名所にありがちなむせ返るような人混もない。
どこまでも穏やか。
薄い桜色に支配された空気。
月並みな表現かもしれないが
まるで御伽噺の世界に来たようだ。
湖面をかすめては飛び上がり
再び湖面に向けて急降下する鳶。
猛禽類の捕食活動を間近で見るなんて・・・。
なんかフシギ。
もう湖西ではなく湖北だ。
石畳のような湖岸
船と家と湊。
なんとも春の近江のしみじみと美しいことか。
なんとも近江の人たちの造作の巧みなことか。
美しい風景と素晴らしい造作は
やはり近江の魅力だ。
今年も海津に来てよかった。
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来春は必ず行ってみます!というかその前に・・・
うちも滑り込みで行って参りました=3
毎度のことながらええもんです。新緑の季節も綺麗ですよ、ぜひ。
お久しぶりです。総務課配属になってから土日も出勤してます(汗
最近はましになってきましたが、6月いっぱいまではこんな感じだとか。いやはや(;・ω・)
湖畔でのんびりと過ごしたいもんですわ、はは。
あ、そういえば菅浦の四足門て見てこられました?
在所の中に入らせてもらったのは初めてですけど、
菅浦文書とか中世の惣村の成立過程学んでから行くと
なかなか面白いもんですね。隣の大浦と領地争いしてたとか。
おーっ!!久しぶりっす!!総務課ですかぁ。この時期は忙しいですよねぇ。オツカレサマです。海津に限らず、この新緑の近江はええもんですわぁ。僕は移動ナシだったのでGW堪能でけましたわ。
「菅浦の四足門」は以前から興味あって、つづらお荘ぐらいまでいって駐車場の心配していけへんた。
大浦と菅浦の争いはかなり熾烈だったようですね。
この争いの菅浦側の動きが見事なんですよね。公家頼ったり、封建領主を頼ったり。いろいろな「外交ルート」を通じて争いを有利に進めていこうとしている。まったく見事です。いいかえれば「惣村」という共同体を守るために真剣なんですよ。リアリズムを貫徹している。表現上は「大浦と戦って最後の一人まで戦って、ダメなら枕ならべて死んやる」なんて言ってますが、「滅びの美学」のロマンチズムは実はなくてリアリズムを貫徹している。最後に「菅浦討伐」となると第三者に仲介頼んで収めてみたり。びっくりするほど安全保障に無知などこぞの三代目政治家に学んでほしいものですわ。あれは番頭(官房長官)がダメなのか。
「惣村」の運営には「平等意識と連帯意識」が働いていたそうですな。また浄土真宗においては仏の前には俗世の身分は関係なく、領主も百姓も等しく「御同朋」として平等であり、真宗の檀家は「御門徒」として連帯意識があったうな。
他国比べ近江では「惣村」「浄土真宗門徒」がいずれも多かったことを考えると「平等意識と連帯意識」は近江史を通底するものではないのかな、、、と。このヘンは近江の風俗に影響を与えているのではいかな、、、。と漠然と思っています。素人の考えなんすけどね。
お忙しいでしょうけど、またコメントいただけるとうれしいですわぁ。
毎朝というのはすごいですねぇ。流石ですわ。
それだけさかんというのは、やはり持論が正しいと思えますよ。
だって人がかなりマイルドで礼儀正しく、モノ押しが素晴らしい、節々に「感謝」を表すような行動様式、表現が出てきますよ。まさに他力によって生かされている、ということが生活レベルにまで落としこまれているようです。
あ、転回可ですか。ありがとうです。また行ってみますわー
仕事、落ち着いたらメールでもくださいな。