甲賀雑感。
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甲賀一帯はかなり内陸であるが、岡山市や大阪市と同じく瀬戸内海気候に属している。
JR甲賀駅は新しい駅だ。
「ふるさとの駅」感満点。でも京都・大阪に出れます
故郷の村は大きな山に囲まれていた。
あの向こうは伊勢。
甲賀には「青い空」「なだらかな土地」「湿度の低い風」「街への見通しのよさ」がある。
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最近のわたし
お出かけ大好き。セレッソ大阪サポ、好きな選手は清武弘嗣。なんでも「少なく、小さく、軽く」が身上で生活をシンプルにすることが趣味。シンプルにするために汗をかく”戦うミニマリスト”。Apple社の製品を愛す林檎信者にしてマイクロソフトの製品で仕事、マーク・ザッカーバーグの信奉者、Google、Amazonも大好き。つまりGAFAMの犬。「ソフトバンクと楽天のCMはウルサイ」と思っていたが、楽天系のサービスを使うことに目覚め楽天経済圏へ移住。その他株式投資、節税、ポイ活が趣味。
<サラリーマンのテーゼ>経済的自由の大きさ・融通性(リベラル)=収入の大きさ=(給与支給総額+その外の所得+資産運用益)ー社会的負担(税・社会保険)ー支出最適化 について日々考える。 ブログジャンル
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2007年 05月 15日
<甲賀の水田。日本の風景> 最近は甲賀の里をゆくことが多い。 甲賀-。 人々が、その名をきいてまず思い浮かぶのは隣国の伊賀とともに「忍者」であろう。 伊賀は「いが」と濁るのに対し、甲賀は濁らない。 つまりは「こうが」ではなく「こうか」である。
甲賀市の発足時、「こうかし」か「こうがし」かは住民の決戦投票で「こうかし」となった。 近江には、清音の読みを持つ地名がいくつかある。 堅田(かたた)がそのひとつである。 米原町は「まいはらまち」であった。 新幹線の停車駅は「まいばら」である。 周辺町村との合併で「米原市」が発足するとき、「まいばらし」になることを選んだ。 駅名が「まいはら」ではなく「まいばら」となった経緯は不明であるが、わたしは鉄道省役人の無知が「まいばら」駅誕生の秘密ではないかと思っている。 つまり地図中にあった「米原」という字を、何の疑いもなく「まいばら」であると思い込み、そのまま駅名になったのではないだろうか。 職務上の怠慢はさておき、なんの予備知識もなく「米原」が「まいはら」か「まいばら」かときかれれば、多くの日本人は「まいばら」と答えるであろう。 遙か昔の日本語は濁音をもたない言語であったらしい。 それゆえの「まいはら」「かたた」「こうか」であるらしい。 つまり、これらの近江の地名は、日本語が濁音をもつ前からの地名なのだ。 甲賀一帯はかなり内陸であるが、岡山市や大阪市と同じく瀬戸内海気候に属している。 いつも青空。 遠くに山々が見えるが、空が広い。 やや高台であるためか、湿度がひくい。 大空に低い湿度の甲賀には、「こうか」という呼び名がよく似合う。 JR甲賀駅は新しい駅だ。 駅舎にはJR西日本のコーポレーションカラーの青で「JR甲賀駅」と駅名が掲げられている。 山ともいえない丘が点在していて、その丘が風景に変化をもたせ、あきるさせることがない。 単線の鉄道が走っていて、草津・大津に繋がっている。 草津で乗り換えれば京都・大阪へと抜けることができる。 国道1号が甲賀盆地を横断し、新名神も姿を現しつつあり、のどかな土地ではあるが、存外、便利はいいのかもしれない。 「ふるさとの駅」感満点。でも京都・大阪に出れます 故郷の村は大きな山に囲まれていた。 陰鬱な鉛色の雲が覆い被さるように垂れ込め、山に囲まれた小盆地に蓋をしていた。 小さい頃は山の向こう側には何があるのか想像もつかなかったが、少しばかり大きくなり、地図で確かめてみれば、山の向こうはまだ山であり、希望を奪われた想いがした。 地形が急で、隣の字まで自転車でいくことも一苦労であり、いくことに苦労のない隣の字は帰ってくるときに、苦労が待ち受けていた。 あの向こうは伊勢。 甲賀には「青い空」「なだらかな土地」「湿度の低い風」「街への見通しのよさ」がある。 街への見通しのよさは、若者にとっては自身の人生の見通しのよさと同義である。 思春期に自分が欲しかったものが「こうか」にはすべてあるように思える。同じような田園に囲まれた盆地であるのに・・・。 しがらみのない土地だから勝手に思い込めるのかもしれない。 しかしながら、しがらみなのない田舎にいけばどこでもそのように思えるわけでもない。 そんなセンチメンタリズムが、僕を「こうか」にむかわせるかもしれへん。 来週もまた、こうかいこかな。
by sazanami226
| 2007-05-15 01:23
| 散歩の途中で考えたこと
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