びわ湖会議解散!!
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環境先進県・滋賀県の象徴である「びわ湖会議」が解散するようです。
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Kyoto Shimbun 2008年5月27日
【びわ湖会議が解散 「せっけん運動」30年】
琵琶湖で環境保全に向けた住民主体の「せっけん運動」を展開した「びわ湖を守る
水環境保全県民運動」県連絡会議(びわ湖会議)が27日、滋賀県大津市内で開い
た総会で正式に解散を決め、30年の歴史に幕を閉じた。
同会議に加盟する60団体・企業と26市町の協議会から約110人が出席した。竹尾
和子運営委員長が、加盟団体の減少や後継者の不在などの現状を報告、「(結成3
0年の)総会を機に、幕を降ろしたい」と解散を提案し、了承された。併せて「地球温暖
化などの解決のため、(同会議の)精神と経験を次の世代に引き継ぐ」との宣言を採
択した。
出席者からは「びわ湖会議から各地域に人材が巣立ち、環境問題に対する地域の取
り組みを広げた」などと評価し、解散を惜しむ声が挙がった。
同会議は、琵琶湖での赤潮大発生を受け1978年に結成。リンを含む合成洗剤から
粉石けん使用への切り替えを呼び掛けた「せっけん運動」を展開した。住民主体の環
境保全運動の先駆けとして全国的に注目されたほか、県も協調して県琵琶湖富栄養
化防止条例を制定、環境先進県を目指す契機になった。
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職場で「これだけ環境・エコっていっているのに、活動を止めるなんて時代に逆行して
いる。これからですよ。エコは」とおっしゃった方がいたけど、僕はそうは思わないなぁ。
「びわこ会議」は活動を止めたのではない。活動が目的を完遂したのでなないかな、と
思うのです。
民法でも社団法人の解散事由に「法人の目的である事業の成功又はその成功の不能」
というのがありますが、いわば、今回の解散は、法人の目的である事業の成功、による
ものでなないか、と思うわけです。
「びわ湖会議から各地域に人材が巣立ち、環境問題に対する地域の取り組みを広げた」
というのは美辞麗句でも何でもない。湖国の人々がびわ湖の水質保全をきっかけに、環
境問題に対して真摯に取り組むようになったのは事実。
最近、エコバック持参、レジ袋有料化、が全国的なトレンドになっていますけど、滋賀県で
は「エコバックの持参」は既に当然のことですよね。平和堂のお客さんエコバック持参率は
全国平均の二倍、40%超らしい。断然トップ。
びわ湖の水質を守ることをはじめ「環境問題」に関していえば「びわ湖会議」が必要ないほ
どに、湖国の人々の意識と行動に入り込んでいるのですよ。
だから「びわ湖会議」は初期の目的を有る程度は完遂しているのでないかと、思うのです。
ちなみに、ウチは虎姫町で行われた、野洲高の山本先生の講演会(二回目の生山本先生。
これ以降、おいらの野洲厨生活が始まった)のときにいただいたエコバック(フロム虎姫町
役場)を愛用しています。
岐阜に住んでいたので、
「エコバックを役場が配るなんて、やはり環境先進県だな~」
と関心しました。
みなさんは「エコ・バック」使ってはりますか?
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使ったらあかん洗剤と使っていい洗剤を学校で教えてました。
当時は都市インフラなんか整備されてませんでしたから、
子供心に自分の使った水がそのまま、
”家の近くの川→でっかい川→琵琶湖→瀬田川→淀川→海
にいくんや。変な怖い水はそのまま海まで流れたりするんや”
って感じてましたね。
おひさしぶりです。25年前に環境教育!!やはり滋賀は環境先進県で
すね。当時は「環境」というのは公害に代表されるように大企業・産業
がひきおこすものであって、一般の人々は「被害者」という意識しかな
かったわけですよ。それが一県滋賀県のみが、「いや普通の住民も加
害者たりうる」ゆえに「われわれの価値観・ライフスタイルを変える必要
がある」という認識に至っていたと思うのですよ。いや、「歴史」がちがい
ます。「生き証人」(?)的な貴重なコメントありがとうございます。
また、コメよろしくです。GWは野洲サッカーを堪能されました?
GWは神戸科技戦だけ見ました。
本当はvsガンバも見たかったんですがね。
ですので、いまだ僕の見た野洲は無敗です。
(マリノスカップ:東福岡、マリノスユース、今回)
「生き証人」といわれるには、まだお若いですよね。失礼しました。
科技戦ですか!!マリノスユースとの試合のときの野洲はすごかったらしいですね。マリの選手たちの悔しがりかたも尋常ではなかったとのことですね。また、そんな調子で行ってくれたらいいですね。