桜の花びらと甲賀の旋律(1)@甲賀市甲賀町小佐治
|
[都にて桜花を愛でる]
春といえば桜です。20代の頃は春になると京都に桜を見物に行っていました。「そうだ 京都へ行こう」です。日本の象徴たる桜の花を、日本の象徴たる京都でみるー。これ最高! と思っていました。春の京都は日本中から人が集まってきます。華やかで賑々しく、むせ返るほどの熱気と水蒸気が京盆地に充満していました。
[湖国の桜花の発見]
30代になると「都の殷賑」を避けるように、滋賀県の海津大崎の桜を毎年見物するようになりました。しかもちょっと時期をズラして。遠藤周作が愛して「あまり人にしられていない桜の名所」と紹介した場所も、いまは大賑わいです。ちょっと時期をずらしていくと風情がいいんです。遠藤周作が愛した風情と同じです。
★楽浪の近江★海津大崎の桜@高島市マキノ町
[そして甲賀の旋律へ]
ふと、今年は「甲賀の桜が見たい」と思いたちました。あのキレイな蒼い空を背景に咲く桜はどんなにいいだろう。想像せずにはいられない。甲賀を回っていると「ああ、これは桜の木か。この桜が咲いたら、さぞやキレイだろうな」と思う場所がいくつもありました。それで今年は「甲賀の桜」をみてみようと思ったのです。
画像は昨年訪れて、素朴な郷の雰囲気が気に入った甲賀町小佐治の桜。この日(4月12日)の甲賀町は春祭りの集落が多かったです。
滋賀県・近江のよさを
多くのヒトに知っていただくためにもイチポチを! →◆人気ブログランキング◆
・