米原市役所の近くに
「ラッセル車」が展示されています。
昭和に活躍したラッセル車だそうな。
有名なゲリラ雪に立ち向かい、日本の大動脈「東海道線」の運行確保に尽力したラッセル翁は、いまは米原市役所の近くでひっそりと余生を送っています。
無骨で頑丈そうな外観は、老いたとはいえ、往年の活躍、堅忍不抜の過去を想わせるに充分です。
米原市は「交通都市」として有名です。
同時に米原~関ヶ原間は「ゲリラ雪」で有名な箇所です。
本州内で、日本海と太平洋がもっとも近づく場所です。
若狭湾と伊勢湾が内陸に入り込んでいるためです。
若狭湾と伊勢湾を直線で結ぶと、その線上にあるのが伊吹山です。
冷たい空気と暖かい空気、湿った空気と乾燥した空気が頻繁にぶつかるのが、米原市付近というこになります。
いきなりのゲリラ雪や豪雨も、日本海と太平洋が近く、その間に高い山があるという地勢が影響しているようです。
レッセル車は「交通都市」米原市にとって象徴的なものですなぁ。
ついでに「交通都市」米原市のスペック
1、新快速の停車駅
2、東海道線(京都・大阪・姫路方面)
3、東海道線(岐阜・名古屋・浜松方面)
4、北陸線(敦賀・福井方面)
5、近江鉄道(彦根・八日市方面)
6、東海道新幹線
7、北陸道米原IC
8、北陸道・名神高速米原JCT
9、国道8号・国道21号
高速道路のインター、新幹線停車駅と揃っています。
多くの地域が、国会議員を巻き込み、中央官庁に陳情を繰り返し「悲願」として獲得するものです。
それを米原市は昭和の昔からフルセットで持っています。
市内を、日本のメインストリートが縦貫しているわけです。
商売をやるのにこれほど有利な土地はないです。
もう少し発展せぇへんもんかね?
滋賀県・近江のよさを
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