[野洲高校サッカー部観戦記]プリンスリーグ関西対ガンバ大阪ユース@万博記念公園人工芝(1)
|
3-0 WIN!!
~なおもスタイルを失わざる者~
いや~。感動した!!
やはり今年の野洲は強い!!
そしてなんやろ!?
応援しまくりたくなる今年のチームの魅力・魅力・魅力!!
◆絶対に負けられない戦い◆
高校総体滋賀県予選では、「堅守速攻」スタイルに敗れた野洲スタイル。
選手達は「野洲スタイル」の正しさを証明してくれました。
証明に用いる公理は「勝利」。
即ち敵を圧倒しての「勝利」。
相手はガンバ大阪ユース。Jの下部組織でも特別の存在。トップチームに多くの選手を供給し、近年のガンバ大阪の躍進の機動力になったチーム。大阪、関西のU-18チームのトップブランド。一時期は「大阪でサッカーのうまい子供の1番から11番までがガンバ大阪ユースに進み、12番から22番までがセレッソ大阪ユース、23番から以下が何百校ある高体連」とさえいわれたチーム。
対する野洲はプリンスリーグ第5節をおわった時点で2位と好調ではある。しかし長い中断を挟み、新型インフルエンザの蔓延・高校総体滋賀県予選の敗戦、と不安要素が多い。
もし今日負けるようなことがあれば、僕にとってショックは大きい。反対にガンバ大阪ユースを撃破すれば「やはり今年の野洲は強い。総体県予選はやはり番狂わせ、草津東の金星だった」と思うことができる。
是非勝ってほしい。でも相手がガンバ大阪ユースぢゃあ、、、。昨年のプリンスリーグ、野洲はガンバ大阪ユース相手に1-6の惨敗を喫した。
あの時期が昨年のチームの「底」だったように思える。
今年はどうだろう?
公式戦2連敗を喫し再び「底」へと沈むのか?
それとも強豪チームを破り短いスパン「V字回復」を遂げるのか?
まるで落ち込みなどなかったかのようにー
あの敗戦は「事故」であったかのようにー
◆試合開始◆
野洲がポゼッションで優位に立つ。10番@卯田堅悟選手のダイレクトパスがエース9番@梅村崇選手にどんどん供給される。7番@梅村徹選手、9番@梅村崇選手は1対1で負けない。否、1対2でもまけない。この2選手のスピードど粘り強さは素晴らしい。
前半開始早々、9番@梅村崇選手がキーパーと1対1になり見事に決める。9番@梅村崇選手の決定力は今年の大きな武器。昨年のエース坂本君はピンポイントで合わせる能力に長けていたが、今年のエース9番@梅村崇選手は自ら持ち込んで決める能力に長けている。そしてDFとの1対1で負けない。一度ボールをとられたように見えてても、再び取り返す。これは10番@卯田堅悟選手 、7番@梅村徹選手もいえる。
暫くすると、再び9番@梅村崇選手が決めて2-0となる。ゴール前でうまくDFラインの裏に抜け出し、さらにDFをかわしてのゴール。9番@梅村崇選手の持つスピード、テクニック、決定力がイカンなく発揮されたゴールだった。観戦していた小学生からも「ブラボー!!」「アンコール!!」の声が飛ぶファインゴール。
その後、得点は動かないものの、野洲が終始おしまくる。ガンバ大阪ユースも少ないタッチであっという間に野洲ゴール前に殺到し、時おりヒヤリとさせるが、野洲のDF陣の素早いチェックの前に足止めを余儀なくされる。その間に野洲は全ての選手が戻りゴール前を固める。
今年のチームは8番@松田康佑選手、6番@竹本竜也選手の両ボランチの活躍が目立つ。攻撃の起点となって12番@森下直哉選手、7番@梅村徹選手、10番@卯田堅悟選手 、9番@梅村崇選手、23番@美濃部寛貴選手にパスを供給する。ボランチがかなり高い位置まで中盤の底を押し上げることで、狭い空間に野洲のFW・MFが密集することになる。攻撃において数的優位を確保しやすくなる。守備では野洲DFが高い対人能力を発揮して、相手方の攻撃を足止めしている間にゴール前に戻り、パスカットを行う。今年の野洲の攻撃はボランチを経由することで、形を整え、相手を脅かすに充分な力を発揮しているように思える。
後半に入って、6番@竹本竜也選手が少し疲れてきたのかな? と思わせる時間帯があった。そしてガンバ大阪ユースの攻撃の時間帯でもあった。ベンチから6番@竹本竜也選手に激が飛ぶ。再び6番@竹本竜也選手の集中力が復活すると、野洲の全体も再活性化した。
そして、おそらく10番@卯田堅悟選手が3点目を決める。この時点で僕は勝利を確信した。残り約30分。いくらガンバ大阪ユースといえども3点、4点を獲るのは至難の業。それに今日は野洲のディフェンス陣が素晴らしいパフォーマンスを発揮している。12番@星克弥選手がCBとしていい仕事をしている。2番@染川浩太選手も素早いチェックでガンバ攻撃陣に決定機を作らせない。前線から有機的に連動したプレッシングでガンバ大阪ユースに攻撃にほころびをつくっていく。
前半から激しく走っていた野洲イレブン。後半まで持つのか、、?という懸念があった。昨年のプリンスリーグ、対ユースチームの戦いでは、前半、相手に「走らされ」て後半トドメを刺されるパターンが何度かあった。
しかし今年のチームは体力・集中力が落ちない。
前・後半と落ちない運動量、切れない集中力を発揮。
野洲勝利!!
v(`皿´)ノ~'' ヤッター!!
◆輝け!俺達の誇り!!◆
今日はガンバの本拠地での試合。ガンバ大阪ユースの選手達はトップチームのグランドを横に観ながら練習している。そして明日の遠藤、安田を夢見てプレーしているはず。メインスポンサーはパナソニック。日本を代表する企業だ。設備・環境とも恵まれている。選手だって大阪一円、関西一円から集まってきている(今日は出場していなかったようだがガンバ大阪ユースの10番は滋賀出身の関選手)。そんな強者を相手に野洲は見事に自分のスタイルを貫いて勝ってくれた。直前のショックな敗戦に潰されることなく、「野洲らしさ」を発揮して勝ってくれた。本当に今年のチームは
「竹のようにしなやかで強い」
僕は本当に素晴らしいチームを応援していることに「誇り」を感じた。
このチームが湖国を代表するチームだと思うと嬉しかった。
次はセレッソ大阪ユースと淡路島@アスパ五色サブ!!
当然、応援にいきますよ~。
◆プリンスリーグ関西U-18 第6節終了時の結果◆
1_ヴィッセル神______勝点15_5勝0分1敗_+12
2_野洲高校______勝点13_4勝1分1敗_+10
3_セレッソ大阪U-18__勝点13_4勝1分1敗_+05
※画像は後日アップします。本日はこれにて。
さぁ いこうぜどこまでも 走りだせ~ 走りだせ~♪
輝く俺たちの誇り~ 野洲高 野洲高 Oh~♪
→人気ブログランキング
早速のコメントありがとうでした。
心配頂いてたみたいで、すみません。
正解です、長崎に行ってました。
朝妻でしたか、確かによく見ると彦根より山本山が近くに見えますもんねぇ。
あと、昨日山本山が左に・・は右に・・の間違いです(汗)
まぁ、見慣れた風景ですからねっ。
でも、こんな景色撮れる瞬間に湖岸に居られた方が凄いですよ。
野洲の試合、手に取るようなコメントありがとうです。
今、こちょうのゆめさんの動画も見てきました。
早く見に行きたいです。次の近くでの試合はいつかなぁ?
長崎ですかぁ。。また遠いところまで、お疲れさまです。
朝妻といわれて、具体的な山の位置とかがわかるんがすごいですね。僕はけっこう湖岸道がすきなんですよー。
野洲の試合ですが、近くでの試合となると「近畿総体」という大会がありますよ。優勝したら何かしかの全国大会に出られるものではないのですが、近畿2府4県の県総体の上位校が出場してのトーナメント戦です。昨年は大阪で開催されましたが、今年は滋賀です。すべた勝ったとして
6/27(土)11:00@野洲高G 初芝橋本
6/28(日)10:00@ビッグレイクB 金光大阪対立命館宇治戦の勝者
6/28(日)14:00@ビッグレイクC(準決勝)
6/29(月)11:00@ビッグレイクC(決勝)
となります。
けっこう凝縮されたスケジュールですね。