なぜ僕は映画館に行かなくなったのか@UPLINK京都
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リニューアルした新風館の地下にあるミニシアター
スクリーンは4つある
チケットの購入も券売機方式でキャッシュレスに対応
今風の映画館
シートも心地よかった
物販や飲み物や軽食なども販売していて
いい感じ
自分は高校時代を自称「映画の都」の街で過ごした
人口20万人ほどの街だったが
映画館が10館ほどあった
ちなみに当時はシネコンはまだなかった
高校時代は昼飯を抜いて映画を見たものだった
当時は高校生なら千円で二本映画が見ることができた
『ゴースト~ニューヨークの幻~』と『プリティ・ウーマン』が同時に1000円で観ることができた
高校卒業後に映画を観ることも映画館に行くことも無くなった
京都に出てきて映画以外にも娯楽はあったし
いつしか映画は1800円程度になって
足が遠のいていた
レンタルや配信で見ればいいと思うようになった
この映画館に来てワクワクした
高校生の頃にウキウキして映画館に行っていた感覚が蘇ってきた
僕は映画館に行くのが嫌になったのではなくて
シネコンに行くの嫌になったんだと思った。
日常とは仕切られた空間に
ちょっとおしゃれしていく
その後に映画館の近くで食事をして映画の話なんかして
さらに喫茶店にいく
こういった一連の「娯楽の連続線」がシネコンでは成立しない
ショッピンモール内にあるシネコンは日常にすぎる
イオンの紙袋下げて映画を観たくない
映画鑑賞はオペラ座に観劇に行くのと同じ行為で
オペラ座が映画館になっただけと僕は思う
食事もショッピングモールのフードコートではいけない
喫茶店をスタバで代用するのもうーんってなる
この映画館は新風館というスタイリッシュなビルにある
まわりは京都の中心
ちょっとしたご馳走を食べさせてくれるレストランも
雰囲気のいい喫茶店もいくらでもある
ちょっとおしゃれして映画を観て
レストランにいってご馳走気味の食事をして
喫茶店でおいしいコーヒーが紅茶をいただく
ついでにケーキも
なんてことが可能な場所だ。
その「娯楽の連続線」のコアになるからこそ映画は楽しい
映画館に行くのは楽しい
そして1800円払ってもいいと思うのだ
この映画館に行って映画の開始を待つ間、そんなことを考えた









