大谷吉継の首塚を見物してきた
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米原駅より徒歩10分の場所にある。
畑のに囲まれた祠がある。
竹のフェンスに囲まれ足元は庭石や砂利が敷かれ、案内板やベンチなどがありとても綺麗に整備されている。
昔はもっとさりげないものであったが、綺麗に整備しているようだ。
祠を粗末しないのが、近江の人々の流儀のようだ。
うまく言えないが、こういったことが人として幸福に生きるための作法のように思える。
祠には地元自治会が用意したノートがあり自由に書き込める。
遠方からも人が訪れていることがわる。
新幹線停車駅から徒歩圏なので、アクセスがよいからだろう。
歴女と呼ばれる方の中では、石田三成と並んで人気があるようだ。
石田三成との友情に殉じて死んだ名将、というのが人気の理由のようだ。
残された家族はどうなるって思うのは野暮というものだろう。
近所の方が頻繁に訪れ、祠から見える伊吹山の様子や自身の体調などを大谷吉継に報告する書き込みがあった。
こういうのを見ると、近江の人々の素養というか、人情の細やかさや深さに心を打たれる思いがする。
やはり近江人はすばらしい。