[楽浪の近江]海津大崎の桜@高島市マキノ町
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毎年、海津の桜を観にいっています。
以前は祇園・円山公園のしだれ桜を
観ることを楽しみにしていましたが
ここ数年は海津の桜です。
実は桜はあまり好きではありません。
一斉に咲いて、一斉に散る桜・・・。
見事ではありますが、気ぜわしい。
何か急き立てられているようで、苦しくなるんですよね。
特に京都の場合は観光客の方も多く、より気ぜわしい。
桜の季節になると、憂鬱な気分になります。
今年は私事で大変なこともあり、桜をみても
「あぁ、もう咲いたのかぁ・・」
というぐらいで、特別にウキウキしたり桜を観にいこうという気にもなりませんでした。
休日出勤の振替があったので平日に休みが取れました。
それで
「海津の桜でも観ようかな」
という気になりました。
楽しみというよりは、ここ何年か毎年観ているので年中行事的な気持ちでした。
地元の春祭りに向かうような気持ち。
海津に向かいました。
海津の桜はやはり、見事でした。
薄いピンクの桜と薄い水色の春のうみ。
先に「桜は気ぜわしい」と書きましたが、
奥琵琶湖という場所
平日であること
いろいろな要素が重なり非常に穏やかでした。
ああ、やはり海津の桜はいい。
すべてのものが穏やかでいい。
春はこのように穏やかでなくては。。
桜を湖上からみようする船。
漣すらたたない湖の水面
ときおり浮かんでくる水鳥。
平日の静かな奥琵琶湖
すべての草花
すべての生き物
すべての空気
すべてが平穏です。
海津大崎の桜を観にいってよかった。
春の近江は本当に穏やかでした。
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