[野洲高校サッカー部観戦記]選手権滋賀県大会対綾羽@皇子山①
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5-1 WIN
V4!!
おめでとう!!野洲は終わらない!!
[野洲高校のみなさま、おめでとうございます! そしてアリガトウ!]
高校サッカー選手権大会滋賀県大会は野洲高校が優勝。4年連続5回目の全国大会出場となりました! 選手、指導者、父母会、関係者の皆様、本当おめでとうございます!既に他府県も出場校が出揃いつつあります。流経大柏など「本命」と思われたチームの敗退などを聞くと、トーナメントの厳しさ・難しさを思い知らされます。しかし野洲高校は期待どおりに全国大会に出場することになりました。これは凄いことだと思います。
そして僕としては、正直、「ほっと」しています。勝ってくれたことで正月まで今年の「野洲はおわらない~♪」と思っています。優勝したのにネガティブなことを言うのは恐縮なのですが、僕にとって今の野洲、今年の野洲というチームを「失う」ことは怖いんですよね。ヨメはんに誘われて、今の3年生が2年生になる直前の1月の新人戦が僕の野洲高サッカー部観戦の始まり。それ以来、夢中なった。サッカーには殆ど関心のなかった僕が・・・。そんな魅力的なチームがどんなカタチであれ「解散」してしまうのが怖い。。。昨年も全国大会で東福岡(今年度は福岡県大会決勝で敗退!!)に敗れた後も寂しかった。青木亮都くん、内久保くん、木村くん、梅村くん、青木涼平くん、カジャスくん、、、達がグランドから姿を消した。でもレギュラーだった多くの2年生たちは3年生となり姿を見続けることができた。野洲高Gにいけば、変わらず横江くんのコーチングの声が響いていた。今年のチームが解散したら、、、、。ちょっと想像できない。今はただ、お正月まで続くことを楽しみにしよう! 昼食に何を食べようか迷うのは、朝食を食べてからでも遅くない。
試合開始直後はやや綾羽に押さされる。綾羽が中盤で何度もパスカットに成功する。ちょっと心配になる。しかし野洲がジワジワとペースを掴む。調子が悪いながらもなんとか形にできるのは、このチームが成長した証。前は調子がいいときは手が付けられないほどに強く、悪いときには不思議なほどに脆かった。後半、岩谷コーチから「お前らぁ!もっとウマイはずやろぉぉ!」の激が飛んだ。
野洲は攻撃でも守備でも常に数的優位を作る。組織的になった。加えて個人のイマジネーション、テクニック。今日は上田大輔選手がキレていた。速くてパワフルな選手。テクニックもある。12番をつけてボランチをやっていた頃から、毎試合、安定したプレーをしてくれる。藤野友貴選手・潮入啓太選手のドリブルは、タッチの回数か多く相手を引き付けてから抜き去る「翻弄する」ような形をとる。上田大輔選手のドリブルはタッチの回数を少なくして、スピードに乗っていくドリブル。相手を置き去りにする。上田大輔選手の高速ドリブルは一瞬にして味方にチャンスを、敵はピンチを与える。浮き足立った相手のゴール前で、野洲の他の選手達は存分に自らのイマジネーションを生かすことができる。
後半開始直後、ボランチに背番号6が入る。中川圭右選手だ。その後、背番号5を付けた冨田慧選手も入る。ベストメンバーかっ?と思わせる布陣。サイドから再三、チャンスメイクをしていた藤野友貴選手が交替する。潮入啓太選手とともに多くの人たちが期待する「野洲らしさ」を体現してくれる選手。惜しみない拍手が背番号7に送られる。僕も大きな拍手を送った。毎試合、藤野友貴選手にボールが渡るとワクワクしする。2年前、彼のプレーを観たときに「こんな楽しいサッカーがあるのか!!」と思った。小さいけど、キレキレでオシャレな感じの彼。ほんとうにカッコイイ選手。準決勝の試合に比べるとちょっと動きにキレがなかったかな?でもサイドを何度も抉っててた。流石!藤野友貴選手に替わって入ったのは福原拓己選手。彼がピッチに入ると野洲全体が再活性化する。ケガで長い間、戦線離脱を余技なくされた選手。その福原拓己選手が5点目を決めた。その後のガッツポーズを観て、僕はグッときた。昨年度の選手権滋賀県大会決勝で得点を決めたときと、同じポーズだったからだ。両手を交互に前に突き出し喜びを表現する。本当に還ってきた! と思えた。
試合はそのまま5-1で終了。ほんとうによかった。たまらなく魅力的な選手たちに、また会う機会がある。たまらく魅力的なこのチームの試合を、また観ることができる。そして全国で野洲が出て来てきれることを待っている人たちもいる!
さぁ、次は全国で野洲のプレーを!
満天下に野洲のフットボールを!!
さあ いこうぜ 胸を張って~ 紺色の勇者たち~♪
湖国の星 湖国の誇り 湖国の希望 滋賀県立野洲高FC
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