2009年 01月 05日
[野洲高校サッカー部観戦記]全国高校サッカー選手権対岐阜工@等々力①
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![[野洲高校サッカー部観戦記]全国高校サッカー選手権対岐阜工@等々力①_d0121300_1175627.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200901/05/00/d0121300_1175627.jpg)
1-0 WIN!!
~試合終了直前、煌いたのは坂本選手!!~
◆最後の大会が始まった!!◆
世間は気ぜわしい大晦日。一年の終わりの日。しかしサッカーファンにとっては特別な始まりの一日。そう「高校サッカー選手権」が本格的に始まる日。そしてこの日、等々力競技場に姿を現すのは優勝候補の一角「滋賀県立野洲高等学校」。流麗なパス回し、積極的なドリブル、豊富なアイディアを持つ、あの「セクシーフットボールの野洲」が登場した。
◆試合前◆
当日は快晴。滋賀よりも関東は暖かい。風が強いのが気になるがまずまずのコンディション。試合開始前にどっちぃさん、むぅさん、ろくさんにお会いしました。いつもお世話になっています。いつもは開始ギリギリか、ちょい遅刻でついているので、なかなかご挨拶できていません。すみません。
野洲高校の応援団の近くに席をとる。1回戦とは思えぬほどの観客。ベンチ裏のスタンドのほうが試合観戦には適しているが、こっちに座りたい。野洲高サッカー部の雰囲気を少しでも感じたい。西口選手のお母さんからご挨拶をいただく。いつもすいません。僕みたいな部外者が心地良く応援できるのも野洲の保護者さんたちのお心遣いのお陰です。岐阜工の応援団のほうが多い。吹奏楽や太鼓も準備されている。いわば「公認応援団」は圧倒的に相手チームが多いのはいつものこと。でも「私設応援団」はいつも野洲が圧倒している。
野洲の選手たちが出てくる。ウォームアップのときも応援のチームメイトから名前を呼ばれて応える選手たち。いつものリラックスしたムードだが、選手たちは緊張しているだろう。いつもの円陣ダッシュ。近くで観ていた人は「おぉ」と声をあげる。かっこいいでしょ?
◆前半◆
試合開始。いつも野洲は大会初日は調子が思わしくない。今日もそれほど調子がいいようには思えない。それとも岐阜工が野洲のストロングポイントを上手く消しているということだろうか?
前半は岐阜工ペース。高い位置からハイプレッシャーを懸けてくる。パスが上手くつながらない。逆に相手のカウンターへの対処に追われる。ディフェンス陣が踏ん張る。
横江諒選手の大きなコーチングも今日は聞こえない。大きなスタジアムに大歓声。試合開始にちょっと遅れて会場に到着したとき、まず聞こえるのが横江諒選手のコーチングだった。試合観戦の感覚があいたときは、横江諒選手のコーチングを聞いて「あぁ、野洲の試合やぁ」と実感してきた。
前半、横江諒選手のビッグセーブが何度も出る。「サンキューよこりょう!」心の中で何度も叫ぶ。
頼む!
頼むから前半耐えてくれ!
後半になればガラっと野洲ペースになるから!
ハーフタイムを境に別のチームのように動きが良くなることが、いままでに何度もあった。加えて、福原、卯田、梅村徹、冨田、中川各選手と豊富な交替要員が残っている。
福本匠吾選手はディフェンスラインの裏に飛び足した相手選手を後ろから追いかけて絡めとる。ネコ科の猛獣を思わせるようなしなやかな身のこなしとスピード。時として4バックのSBのようにスピードに乗ったドリブルで攻撃参加を見せる。野洲の攻撃サッカーを具現した存在。
西口諒選手は攻撃側の選手とマッチアップ。速攻を許さない。この一年間キャプテンとしてチームを引っ張ってきた「ビッグにしぐ」。これまで何度も野洲のピンチを救ってきた。セットプレーではヘディングで得点を狙いにいく。
端山亮平選手は精確で強いキックを中盤に供給しつづける。相手とボールを恐れない体を張ったディフェンスは再三ピンチを救う。野洲の泣き所だった「浮き玉」への処理もうまい。ボールに向かって身を投げ出してヘディングする姿は正に「空翔ぶディフェンダー」。今年の夏ぐらいからは、野洲の不動のCBに成長。タレントが豊富な野洲にあってもCP西口諒選手、端山亮平選手の代わりはちょっとみあたらない。非常にひたむきな選手。冨田慧選手も中川圭右選手も出場しないこの試合、FK・CKを蹴っていたのは端山亮平選手!CBがFK・CK蹴るチームって(汗。しかし前半この端山亮平選手が低いFKを右サイドから中に入れる。坂本一輝選手がジャストミートできなかったが、惜しいシーンだった。やはり端山亮平選手のキックは武器だ。相当練習したんだろうな。
前半は岐阜工の守りが堅い。中盤でパスカットされカウンターを食らうシーンが目立つ。野洲のスピードも上手く消されている。岐阜工は自陣の深い所でボールを奪うと、すかさずサイドライン方面へボールを蹴る。野洲にスローインを与えることになるが、バイタルエリアで野洲にボールの交換を行われるよりはリスクが低いという判断だろうか。確かに野洲の長短のパスの連続は、全国でもトップクラスだろう。でもスローインはそうではない。普通だ。ロングスローを武器にしている選手も少ない。逆にエンドライン付近まで深く攻め入って、野洲ディフェンスにつかまったときには、マイナスパスを選択せず、野洲ディフェンスにボールを当ててCKを選択していた。
湖国一の両ワイド上田大輔選手、藤野友貴選手も、もうヒトツ調子が出ない。というよりはボールが渡るとすかさず二人で挟み込まれる。仕事ができない。これでは野洲の攻撃は機能しない。
前半30分ぐらいから岐阜工のディフェンスがちょっと緩み始めたような気がしていた。それまでなかなかドリブルが続かなかった藤野友貴選手が相手陣内深くまでドリブルで切り込むことが多くなった。そして潮入啓太選手にボールが渡ることが多くなる。周囲が連動して動く。いままで単発に終わりがちだった野洲の攻撃が厚さを増していく。いいぞ!藤野友貴選手からマイナスパスを受けた上田大輔選手の惜しいシュートが出る。しかし決まらず。でもいいカンジ。
なんとか前半終了・・・。40分というのは短い筈なのに、今日は長く感じた。
◆後半◆
後半が開始する。野洲が序所にペースを掴む。後半開始すぐに復調の兆しのあった藤野友貴選手が卯田堅悟選手に交代。一人南米スタイルの卯田堅悟選手の投入がこの試合のターニングポイントだった。いままで潮入啓太選手-坂本一輝選手のラインを警戒しきっていた岐阜工だったが、あらたにパサー卯田堅悟選手の投入によってラストパスの出所が二箇所に増えた。さらに前半のハードワークのためか動きも落ちてきた。野洲の攻撃陣が躍動しはじめる。更に上田大輔選手に代わって福原拓己選手が投入される。アニキ福原の投入は野洲の選手全体への「闘魂注入」。かれの躍動がフィールド全体に伝播する。坂本一輝選手の惜しいシーン。潮入啓太選手のミドルと怒涛の攻めを見せる。しかし岐阜工が守りきる。白の波濤が青の壁をどんどん侵食していく。
右ワイドを福原拓己選手担い、左ワイドは14番@梅村崇選手が担う。14番の躍動がはじまった。何度も左サイドを破る。同じ二年生の卯田堅悟選手とのコンビネーションもうまくはまる。しかし得点が入らない。何度も攻めるが入らない。このままPKか?と思いながら時計を見る。これまで何度も縦パスを通してきた松田康祐選手に代わって攻撃的な梅村徹選手が入る。
その直後、待望のゴール!!
やはり潮入啓太選手-坂本一輝選手のホットライン。潮入啓太選手のヘディングのパスを坂本一輝選手がDF二人の間を抜いて決めた!!
やはりこの二人、凄い!凄い!
その後も野洲の攻撃は緩まない。
結局このまま試合終了。
勝った!勝った!
これであと1試合はこのチームのフットボールを観ることができる。
本来の野洲のペースではないが、なんとか勝った。
岐阜工業高校は岐阜県羽島郡笠松町にあります。通称は「笠工」(カサコウ)といいます。岐阜市内には「岐南工業高校」というよく似た名前の高校が存在します。でカサコウと言うわけです。ちなみに岐南町という自治体も付近にありまぎらわしいです。むかし米原高校が米原町になく近江町にあったようなモノでしょうか・・・。
「お隣対決」を制した野洲。本当によくやってくれた。
最高の年越だ!ありがとう野洲。
お陰で本当にいい気分で2009年を迎えることができた。
野洲の保護者のかたってみなさんシュッとしてはりますね。この日実感しました。
![[野洲高校サッカー部観戦記]全国高校サッカー選手権対岐阜工@等々力①_d0121300_1194790.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200901/05/00/d0121300_1194790.jpg)
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さぁ いこうぜどこまでも 走りだせ~ 走りだせ~♪
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by sazanami226
| 2009-01-05 00:56
| 野洲高サッカー部
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